湯布院町川上1835-4亀の井別荘裏 Tel.0977-85-5088 営業/10時〜17時 休館/水曜 入館料500円(小学生以下無料)
金鱗湖の南側の緑に囲まれた住宅地のなかに、ひっそりと佇む小さな美術館がある。裏手には金鱗湖の源流となる津江川が流れていて、昭和中期にこの地に移築されて来たという築180年の古民家の室内には九州の作家を中心に館主の裏文子さんと交流のあった方々の作品などが展示されている。館主の語る宇治山哲平画伯の人となりを感じるエピソードなども興味深く、つい長居をしてしまいそうだ。
菊池寛の小説「恩讐の彼方に」のモデルとなり、耶馬渓の青の洞門を作った禅海和尚が得度した寺として知られている。応安3年(1370年)に創建され、慶長年間の地震で崩壊したのち、当時湯布院を支配した細川忠興の命により再建されたという。生きているかのようなリアルなお姿で鎮座されているのは、このお寺の2代前のご住職の像だとか。山門の両脇に立つ朱塗りのユーモラスな仁王さまをはじめ、境内にたくさんある石像が表情豊かで惹き付けられる。
由布市湯布院町川上1879 Tel.0977-84-2714
湯布院町大字川上字六所2220番地 Tel.0977-84-3200
康保年間(964〜968年)に天台宗の僧・性空が由布岳の山腹の岩で造った観音像を祀ったのが始まりと伝えられ、文禄5年(1596年)の地震によりこの地に再興したという。山門をくぐると左側に階段があり、階上は鐘楼となっている。写経や座禅の案内もあり、初心者でも気軽に応じてくれるようだ。般若心経なら約1時間、延命十句観音経なら約30分、料金は冥加料として1回千円。
太古の昔、湯布院盆地は湖で、宇奈岐日女神社の大神が力自慢の道臣命に命じて田畑を開墾したという伝説があり、農業の神様としてあがめられて来た。境内のあちこちには樹齢600年を超える大杉の株が展示されている。これらは平成3年の台風19号により倒伏してしまった大杉の一部で、それまで境内の森林を形成していた木々のうち144本もの多くの杉が失われ、これらのご神木は最長55m、幹の周囲9m以上もあったという。
由布市湯布院町湯の坪 Tel.0977-85-2288 入館料/500円
由布市湯布院町川北645-6 Tel.0977-28-8900 入館料/大人600円・中高400円・小学生100円
九州湯布院民芸村入口の家老門をくぐって、左手一角に正倉院の校倉造りを模した建物「古陶院」がある。館内では古伊万里の壷の日本一といわれる大きさに圧倒される。中門久雄氏の収集したもので、古伊万里、柿右衛門、李朝、高麗など国内はもとより、中国、朝鮮の貴重な古陶磁がたくさん展示されている。また別室には茶道具などの展示もある。ほかに幕末から明治期の民芸品を展示した民芸民具館や陶芸体験のできるスペース、食事処などもある。
自動車部品製造業を営むオーナーが30年以上もかけて集めたものを展示。世界に1台ここにしかないという「ドゥカティアポロ」をはじめとするビンテージバイクが150台。100年前に造られイギリスのバーで使用されていたというバーカウンターや、ダイアナ妃の実家スペンサー家にあったという美しい大きなステンドグラス。また昭和の商店や医院などを再現した昭和レトロゾーン。コレクションが多岐に渡っているので、バイク好きに限らず楽しめる空間となっている。
遠近法を駆使したリアルな絵画が壁面に描かれ、効果的なライティングにより、閲覧者が入っていくと二次元でありながらも三次元と錯覚してしまうありえない不思議な光景が生まれる。さまざまなトリックが、子どもから大人まで無条件で楽しませてくれる体験型美術館。できれば二人以上で、写真を撮りながら回るとより一層楽しめる。ホームページはこちら
国内外の珍しいクラシックカーが70台。テレビや映画などで使用された自動車やバイクなどを展示。NHKのテレビ小説「おしん」に使用されたダットサントラックなどもある。映画「がばいばあちゃん」で登場したボンネットバスは、展示されているだけでなくイベントで町内を走ることもある。1階のミュージアムショップや2階にあるカフェは入館料なしでもOK。世界中から集められた1000種に及ぶミニカーも販売している。
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